カテゴリー別アーカイブ: ニュース&インフォメーション

徒然なるままに

朝5時半新聞にひと通り目を通すことから一日が始まります。

今朝ショッキングな見出しが飛び込んできました。英語「話す」正解率12.4%。全国学力テストの結果です。ちなみに4技能の「読む」は51.7%「聞く」は58.8%「書く」は24.1%です。特に「話す」では5問中1問はわずか4.2% 1問も解けない生徒が6割を越えています。(8月1日 読売新聞を見て)

2年前から中学で学ぶ英単語は1800語、以前より600語増えました。小学英語が教科となり小学校で習った単語は既習単語となります。国語の問題でも漢字の書き取りが最も低い正答率でした。数学は論理的に考え正解を導いていく証明問題の正答率が低くなっています。

一方で新聞や本をよく読む活字好き生徒はどの教科でも高い正答率です。今回の結果より、課題が浮き彫りになった気がします。
①国語の漢字、数学の公式、英単語等の基礎基本の習得・徹底
②身近なことに興味関心を持ち、また自らの経験を通して物事を論理的に考え表現すること

真摯に授業や学習に取り組みつつコミュニケーション能力を高め、自分の気持ちや意見を自由に楽しく表現する力を伸ばして欲しいと願っています。
「学問とは人間はいかに生きていくべきかを学ぶものだ」 吉田松陰

野球のボールはなぜ曲がる?

今世間ではWBCが大変話題になっています。運動が苦手で普段あまりスポーツ番組を見ない私でもテレビ観戦をしていました。イタリア戦での逆転サヨナラゲームや優勝戦での大谷選手の最後の気合のこもった投球でトラウトを三振にとって優勝を決めた瞬間などは感動ものでした。ところでピッチャーが投げるボールには様々な球種があります。ダルビッシュなどは多彩な変化球を操ることで有名なようですね。
そこでボールがなぜ曲がるのか少し考えてみました。

普通に投げるとボールは回転しながら飛んでいきますね、すなおに投げれば飛んでいくボールの前面は上向きに後面は下向きに回転して、その回転軸は水平になっているでしょう。そうするとボールに接している空気の流れが上部では速く下部では遅くなるため、流体力学でのベルヌーイの法則からボールの上部にかかる圧力が小さくなり下部の圧力が大きくなって、その圧力差からボールには上向きの力が生じます。(飛行機が落ちないで飛ぶのと同じ原理です。)回転が速いほどこの力が大きくなりボールは落ちにくいし、回転が遅ければ早く落ちることになります。さらに投げ方によって回転軸を傾けると右や左に曲がることになります。以上は原則で実際にはボールの縫い目やその他の影響も考えなければなりません。ボールにはたらく力

野球の試合を見るときにこんなことを考えながら見るのも面白いのではないでしょうか。

卒業生の進路

2014年~2023年 (中学生63名 高校生12名)

高校 私立
上宮  箕面自由学園  大阪学院大  関西大倉  関西学院  関大一高
早稲田摂陵  大阪成蹊女子  梅花  大商学園  金光大阪
英真学園  宣真  興国  クラーク記念国際  金蘭千里(内部進学)
京都成章

高校 公立
茨木  池田  桜塚  千里青雲  刀根山  箕面  豊島
大阪市立南  渋谷  茨木工科  園芸  兵庫県立御影

 

大学
大阪公立大学  関西大学  松本歯科大学  東京工学院大学
武庫川女子大学  近畿大学  関西学院大学

 

10周年を迎えました

国内外で様々な出来事が起こった10年間でした。特にここ数年の変化は想像もしなかったものでした。コロナ、ウクライナ・ロシア戦争、気候変化等々私たちの心身両面に大いに影響を及ぼしました。しかし、ようやく少しずつ回復の兆しが見えてきました。一日も早く以前の生活が戻ってくるように願っています。

当教室にも入試が終わり春が来ました。最近は学力の2極化の傾向に加えて、進路の選択肢が増えてきたように思います。単に公立か私立かではなくスポーツ推薦やものづくり・演芸科・芸術科など専門分野を極めようとする生徒も多く見られます。今後益々多様化が進むことでしょう。

学力・知力を伸ばすことだけにとどまらず、私たち大人がそれぞれの子供たちの能力や好奇心を引き出すこともまた大切な時代になってきたと感じます。10年ひと区切りに、今後はこうしたことにも目を向けて指導していきたいと思います。

今後ともご支援とご指導のほどよろしくお願いいたします。

7月21日から夏期集中講座を実施します。

今年も夏期集中講座を実施します。コロナ禍は少しは収まってきているように見えますが、まだまだ油断は禁物です。勉強に集中できるよう一クラス4名までとして、しっかりと対策をとりながら実施します。どうぞふるってご参加ください。

富士山

少し前になりますが時間を見つけて、富士五湖からの富士山を見に行ってきました。新幹線や東名高速からは何度も見ていますが近くから見る雄大で華麗な富士山に感動しました。

富士山は日本の最高峰でありその優美な姿は日本の象徴とも言うべき存在です。名前の由来はいろいろあるようですが「不二」や「不死」と書けば”二つとない”や”不老長寿”に通じることから古代より信仰の対象にもなっています。実際に富士山頂は富士山を浅間大神(コノハナノサクヤヒメ)としてお祀りする浅間大社の境内地となっています。世界遺産に選ばれたのも地質学的なことではなく信仰や芸術の対象としての価値が認められたからです。Fjisan

地質学的に見るとその形は成層火山(中1理科に出ている)で中間的な粘り気を持つマグマによって出来た火山になります。富士山の下ではユーラシアプレートと北アメリカプレートとフィリピン海プレートの3枚のプレートがぶつかり合っており、さらに深い所には太平洋プレートが沈み込んでいるという大変複雑な状況になっています。マグマはそこから供給されており現在も活発に活動する活火山とされています。近い所では1707年(宝永4年)に大噴火があり関東一円に大きな被害をもたらし江戸にも火山灰が積もったと記録があります。反面、広大な山域に降った雨は富士の伏流水となり周辺で滝や池となって湧き出して我々の目を楽しませる観光資源ともなっています。
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まだ登ったことはありませんが富士登山も一度はしたいものだと思わせる旅でした。

卒業生の進路

2014年~2022年 (中学生58名 高校生10名)

 公立高校
    茨木  池田  桜塚  千里青雲  刀根山  箕面  豊島
    大阪市立南  渋谷  茨木工科  園芸  兵庫県立御影

私立高校
上宮  箕面自由学園  大阪学院大  関西大倉  関西学院  関大一高
早稲田摂陵  大阪成蹊女子  梅花  大商学園  金光大阪
英真学園  宣真  興国  クラーク記念国際  金蘭千里(内部進学)

大学

    大阪市立大学  関西大学  松本歯科大学  東京工学院大学
武庫川女子大学  近畿大学

コロナ禍の1年を振り返って

二度目となったコロナ下での入試が終わりました。受験生の皆さん、保護者の皆さんお疲れ様でした。ここ数年志望校の二極化が進み、人気校に希望が集中しています。倍率も1.5倍前後と高くなっています。当教室の受験生の多くもそれらの学校を受験し、全員無事合格しました。二極化は生徒たちの学力にも見られます。長引くコロナは、子供たちにも大きな影響を与えています。一部のオンライン授業やテスト、実技科目、行事やクラブの活動制限、顔の見えないマスク生活等々、コロナ前には想像もできなかった日常です。時には学校へ行くことも恐れ、不登校になったり、家にこもる子供たちも増えたと聞いています。夢や目標を失う子どもたちもいます。そんな中でも前を向いて、今できる事を精いっぱい頑張る子どもたちも少なくありません。今こそ、私たち大人がしっかり子どもたちと向き合い励まし、共に歩んでいく必要を感じます。

当教室も10年目に入り、初心に帰り、子どもたちと共に学んでいきたいと思います。

今後ともご協力よろしくお願い致します。